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PrEPについて

PrEPって最近聞きました。なんですか?

  • 田沼順子/国立国際医療研究センター
    田沼順子国立国際医療研究センター
  • PrEP(プレップ)とは、曝露前予防(pre-exposure prophylaxis)の略語で、HIVに感染していない方が、抗ウイルス薬をのんでHIV感染を予防する方法をいいます。

    抗ウイルス薬を治療ではなく予防のために使うことは、日本ではまだ認められていません。HIVに感染する経路として最も多いのが性行為ですが、性行為をするときにみんながPrEPをする必要は決してありません。HIVに感染しておらず、かつHIV感染の危険がきわめて高い場合には特に有効と考えられています。

    どんな場合に服用したほうがいいのか、どんな副作用があるのか、など、専門の知識を持った医師の指導を受けながら服用することがとても重要で、自己判断で服用することは避けなければなりません。

    現在、PrEPでは2種類の成分を含む薬が世界的に広く使われています。性行為をする前から薬をのんでおく必要があり、のみ忘れたり誤った方法でのんでいたりすると十分な効果が得られません。様々なPrEPの方法や薬が開発中なので、将来的に選択肢がふえる可能性があります。

    性感染症や性の健康について解説している以下のサイトも参考にしてください。

  • ラビアナ
    ラビアナ性教育ドラァグパフォーマー
  • 簡単に言うと、PrEP(プレップ)はHIV感染を予防する薬だよ!
    決まった飲み方をすることで、大幅にHIV感染のリスクを減らすことができるんだ。

    飲み方は主に2通りあって、毎日決まった時間に飲む「デイリーPrEP」と、セックスの前後に飲む「オンデマンドPrEP」があって、自分にあった飲み方を医師と相談して決めるよ!

    日本ではまだ認可されていないけど、主に男性とセックスをする男性(MSM)や、セックスワーカーなどのHIV感染ハイリスク群の人たちに無償で提供している国も増えて来てるよ。

    HIVの感染リスクも大幅に減らせて、経済的にも物理的にも、今の私はアクセスできるから、「やらない理由は無い」ということで、実は私も服用しているんだ。

    「HIV感染のリスクが減るから生セックスし放題」だと言われたり思われることもあるけど、他の性感染症は防げないからきちんとコンドームを使い続けることや、副作用もあるから定期的なフォローアップ検査を受けることが大事になってくるよ。
    もちろん性感染症検査もね!(セックスをする頻度によるけど、私は3カ月に1回実施しているよ)

    コンドーム、PrEP、A型B型肝炎ワクチン、HPVワクチンなどなど、セーファーセックス(より安全なセックス)の一環として、知識を持って自分で選択できることは大事だよね!

    もし、気になっていたり飲んでみたいという方は、取り扱いのある医療機関で相談・購入するか、個人で輸入するかの2択から選べるんだ。個人輸入する場合も、医療機関での相談をおすすめするよ。

    また、PrEPは事前に飲む予防薬だけど、事後に飲んでHIV感染リスクを減らすPEPという薬もあるよ。
    ↓コチラのWEBサイトにわかりやすく情報が掲載されているから、ぜひチェックしてみてね。

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