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外川浩子 -
自分の顔がきらいって、つらいですよね。
まず、はじめにお伝えしたいのは、自分の顔が好きになれないのは、あなたのせいではないということです。
なぜかと言うと、私たちが暮らしている社会は、自分の顔を好きになるのが難しいようになっているからです。
いつも誰かと比べられ、劣等感を持たせられたり、それなのに、まわりにもなかなか相談しにくい。
だから、自分の顔が嫌いになるのも仕方がないことだと思います。電車とかバスに乗れば、いろんな種類の広告がたくさんあるよね。どんな広告をよく目にするかな。
メイクとかダイエットとか美容整形とか、そんな広告が多いと思いませんか。
もしあなたが、そういう広告が少ないところで生まれていたら、自分の顔を嫌いになるのかな。「ルッキズム」という言葉を知っていますか?
きれいな人は得をして、そうじゃない人は大切にされない、そんな意味があります。
世の中には「ルッキズム」があふれていて、そのせいで「この顔のままじゃダメだ」とか、「もっとかわいくならなきゃ」って思ってしまうことがあるんです。
そんなときは、いろんな年齢や立場の人に話を聞いたりして、さまざまな考え方や価値観に触れてみるのがいいかもしれません。それから、人を好きになるのに資格とか条件なんてないと思うよ。
人を好きになるって、心がギュッとして苦しいこともあるけど、「その人を見てるだけで幸せ」とか、「目があったらドキドキする」とか、うれしいこともたくさんあります。
ぜひその瞬間を楽しんでほしいなと思います。何より大切なのは、誰かを好きになるその気持ちは、あなただけのものだということです。
無理に告白する必要もないし、誰にも言わなくていい。
あなただけの宝物だから、大事にしてください。
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まこNPO法人ピルコンフェロー、産業保健師
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からだの一部でその人の価値が決まることは決してありません。
恋愛もしたいと思ったら、して良いものですよ。自分の顔が嫌いということですが、まず自分の好きな部分(容姿だけでなく、性格、得意なことなども含めて)を増やすところから始めてみるのはいかがでしょうか。
あとは、髪型やメイクなどでコンプレックスに感じている部分をカバーするなども1つの方法かと思います。私も思春期は自分の顔が大嫌いでした。
しかし、大人になっていく中で自分自身が容姿関係なく、素敵な考え方や目標をもっている人、何かに熱中している人に憧れたり、魅力を感じることが増えました。
また、自分の周りにいる人も見た目で私のことを判断することなく、考え方や価値観を含めて仲良くしてくれていることに気づくことができ、「顔だけで自分の魅力は決まらないし、この顔でもいいかな」と徐々に受け入れられるようになりました。多くの人が何かしらのコンプレックスを抱えています。
すぐに自分の顔を好きになるのは難しいかもしれませんが、世の中に全く同じ人はいないので、自分らしい良いところをたくさん見つけられると、徐々に自分を受け入れられるようになるかと思います。

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