性的同意 NO 言えない

簡単に恋人にNOを伝えられない

性的同意についてのサイトを見ましたが、そんな簡単にNOは伝えられないと思います。 どうすれば彼氏に「今日はセックスしたくない」とか言えるの? いつも雰囲気に流されます。空気も読まないといけない時もあります。

  • 染矢 明日香
    染矢 明日香

    セイシルアドバイザー/NPO法人ピルコン理事長

  • 性的同意のページを見て、実践することを考えてくれてありがとう!

    なかなか簡単には伝えられない、というあなたの意見ももっともです。性的同意を難しいと感じる理由や背景は、いくつかあると思います。

    たとえば、性行為を断る=相手のことが好きではないというメッセージになってしまったり相手に嫌われるのが怖い、お互いに性に関する会話自体に慣れていなくて具体的にどう伝えるべきか分からない、そもそも自分の性の好みが分からない、もともとNOということ自体が苦手…などなど考えられますが、あなたの場合はどうでしょうか?

    どんな理由があるにせよ、あなたは心からしたいと思う性行為以外に応じる必要はないし、いつでもNOという権利があるよ。「今日はそういう気分じゃないから、また今度ね」と断っていいし、それでもNOって言いづらいと思うこともあるので、前提としてパートナーがあなたが性行為をしたいかどうか確認する責任があるんだ。

    パートナーが性的同意について理解が深まっていないようなら、一緒に「紅茶と同意」の動画を見るのもおすすめ。性についてストレートな会話が恥ずかしい場合は、2人の合言葉やサインを決めておくのも楽しいかも。私の友達は、「今日はお楽しみ会する?」を2人のセックスを誘う合言葉にしたり、寝る時のライトの豆電球を今日はOK/NGのサインにしているらしいよ。「今日は手をつないで寝たい気分だな」など、あなたのしたいと思うことを提案するのも一つだし、「友達が彼氏にNOと伝えられなくて悩んでるんだけど、どう思う?」と間接的に聞いてみるのもヒントになるかも。

    2人の関係性をより楽しく安心できるものにしていくエッセンスとして、性的同意の考え方を活かしてもらえることを応援しているね。

  • 星野貴泰
    星野貴泰

    看護師/思春期保健相談士

  • あなたは「今日はセックスしたくないと言いたいけど言えないことがある」んですね。それはどんな気持ちなのか考えると辛いんだろうなと思います。

    性的同意のサイト内で、モヤパンが「ムードを壊したくないと言うのは、ムードを言い訳に相手の気持ちに向き合うことから逃げているとも言える」と言ってましたね。雰囲気に流される、空気も読まないといけない、だからセックスしたくないと言えない、そしてセイシルの性的同意のページを読んで、ここに質問をしてきたあなたはご自身のお気持ちと向き合っていると思います。誰にでもできることではありません、がんばっていて素敵だと思います。

    ズバリ、言ってもいいですか?

    「NOと言いたいけどNOと言えずに悩む」と言うのは多くの人が経験することです。あなただけではありませんので心配しなくて大丈夫ですどうすれば相手に「今日はセックスしたくない」とか言えるのかについて、「こうすれば解決!」と言う万人に共通する方法はありません、悩みながらご自身なりの解決法を探すしかありません。

    まずできることは、

    ①相手との関係が対等なのかどうか見直してみる。

    性的なことに限らず、いつ会うかやデートの行き先や食事の内容、そういったことでもお互いの要求を受け入れるばかりになっていないか。年齢差や力関係といった理由でYESしか言えなくなっていたりしないか。お互いがYESもNOも言える関係でしょうか。

    ②普段からNOと言ってみる。

    これも性的なことに限らず、またパートナーとの関係に限らず、普段からNOだけでなく自分の気持ちを声に出してみませんか?空気を読んでしまって自分のしたくないことをしていたり、もっとやりたいことがあるけどできなかったりしている。そう言う時は「いやだ」「やめて」を言ってみましょう、だけど簡単にそれを言えないのも人間なので大丈夫です。

    ③できることからやってみる

    一つずつ、少しずつでも自分がしたくないと思うことはNOが言えるように練習してみるのはいかがでしょうか。

  • しのごん
    しのごん

    セイシルサポーター/大学院生

  • 性的同意、大事なことだけど実践するのはなかなか難しいですよね!
    私も学生団体の活動で性的同意について授業をすることがあるんですが、自分でもいざその場面になるとどうすればいいのかわからなくなることがあります。

    性的同意は身近な例で考えてみるとわかりやすくなるのかなと思います。
    放課後カラオケに誘われたけど、今日はあまりカラオケの気分じゃない。そんな時、友達を傷つけることなくどうやって断るでしょう?

    「ごめん、今日は疲れてて。」「私はカフェのほうが好きかも!」「金欠なんだよね〜」「風邪気味だからまた来週行こうね!」
    などなど、やんわり断る方法はいくつかあるのかも?

    話を性的同意に戻しましょう。
    NOと伝えたいけどなかなか伝えられない!という時できることは3つあると思います。

    1つ目は「相手のせいではない」と伝えること。

    ストレートにNOを伝えることが必要なこともありますが、「ちょっと疲れてるんだ」「寝不足で・・・」「テストがあるから勉強しなきゃ」などと言うことで、気まずくなるのを回避できるかも。

    2つ目は「代替案を提示する」こと。

    あなたの中に「今日はこれはできないけど、これならしたい」という代替案がもしあれば、それを伝えてみましょう。もちろんその代替案もあなた自身の無理のない範囲でね!

    3つ目は「自分の心身の声を聞く」こと。

    あなたはとても優しくて思いやりのある方なのだと思いますが、その思いやりを自分に向けることを絶対に忘れないで欲しいです。もしパートナーの方があなたの同意を求めてこない、あなたのNOを尊重しない、あなたを傷つけるような行動をとるといった場合、それは「デートDV」かもしれません。

    パートナーシップに必要なものは、相手だけでなく自分自身や周囲の人々への尊敬と思いやりだと思ってます。最初は試行錯誤が必要かもしれませんが、ご自身も、パートナーも大切にできることを願っています。

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