
最近、周りの大人とか、テレビやネットを見ていて思うんですけど、女の子って大人になったら「赤ちゃんを産むのが当たり前」みたいな雰囲気がある気がします。
親にも『将来はお母さんになるんだから』ってよく言われるし、保健の授業でも「妊娠や出産の仕組み」ばかり教えられて、産まないという選択肢については何も触れられません。
正直、私は今のところ子どもが欲しいと思わないし、出産が怖いとも感じてます。でも、そういう気持ちを話すと『変わってるね』とか『いつか気が変わるよ』って言われるだけで、自分がおかしいのかなって思ってしまいます。
女の子って本当に、赤ちゃんを産まなきゃいけないんですか?
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池田裕美枝海と空クリニック京都駅前
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男性、女性にかかわらず、子どもを持つか持たないか、は自分で決めることが大切です。
あなたが将来、どんな職業につくか、どこに住んでどんな人生を送りたいのかを、自分で考えて決めてよいのと同じことです。自分が望む人生を得るためには、知識もスキルも大切です。
妊娠や出産のしくみは、望まない妊娠をしないためにも大切な知識かもしれません。ひとは誰かの期待通りに生きることはできませんし、しなくてよいですが、意見が異なっていても大切に思う人はいるでしょう。
大切な人と協力しあって生きるには、自分を尊重し、かつ相手も尊重する対話のスキルも大事です。女の子だから〇〇しなきゃいけないは、ありません。
ぜひ自分らしい豊かな人生を歩んでください。
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りえねぇNPO法人ピルコンフェロー、助産師
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「赤ちゃんを産むのが当たり前」という雰囲気があるのを感じているのですね。
たしかに、女の子は、赤ちゃんを産むのを前提にお話しされることがありますね。世界で提唱されている「性と生殖の健康と権利(SRHR; Sexual and Reproductive Health and Rights)」では、自分の体に関することは自分で決めていいし、子どもを産む産まないも自分で選んでいい権利を誰もが持っていること保障するものです。
周りの人が「変わっているね」「いつか気が変わるよ」って言われても、あなたの気持ちはおかしくありません。
子どもがほしいと思わないことだってあります。
出産には体にも心にも大きな負担がかかるから、怖いと思うことは自然なことです。
「私の人生は私が決める」と思うと、誰かに何を言われても、気にならなくなるかもしれません。
気になったときは、「性と生殖の権利」のことを思い出してみてくださいね。周りの当たり前ではなく、自分がどうしたいかが大事です。
将来のことはそのときのあなたが決めていいんですよ。
今の気持ちも、これからの気持ちも、どっちも大切にしていいんですよ。
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スナオ助産師・看護師/TENGAヘルスケア勤務
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とても大事なモヤモヤだと思うので私なりの考え方をお伝えさせてください。
まず女の子が赤ちゃんを産まなきゃいけないの?という問いの回答ですが、産むべきとか産まなきゃいけない決まりなんてものは一切存在しないと思います。なので、「産む」も「産まない」も個人の自由だし、どんな選択をしても間違いではないのです。
なので子供が欲しいと思わないのも個人の自由であって、変わっていることでは全くありません。
もしお友達に「変わっているね」と言われたら「あなたはなぜそれが変わっていると思うの?」と聞いてみると良いかもしれません。
きっとその人の価値観が聞けるかもしれません。
そのお友達も色々な経験や学びからそのように言っているのかもしれません。残念ながらまだまだ今の社会では、女性はこうあるべきとか○○すべきとか、○○歳までに結婚するべきとか色々な古い価値観が多く残っているように感じます。
それを自分の身内からぶつけられたりして深く傷つく人もたくさんいると思います。そんな時にきっとあなたなら、その人を尊重する言葉をかけてあげることができると思います。
なのであなたの言う通り「産まない」という選択肢をしたことについて授業でももっととり上げても良いし、その場合のキャリアプランなんかも考えたり知れたりシェアできる場があると良いですよね。いつか環境が変わって、誰かと出会ったときにまた同じテーマで話すことがあるかもしれません。
そんな時にあなたらしいチョイスができて、それを尊重してくれる方々と出会えることを祈っています。
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