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丹羽 咲江産婦人科医/咲江レディスクリニック
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結論から言うと、「潮吹き=できる人・できない人がいる」もので、できないからといって性の感度が低いとか、身体に問題があるわけではまったくありません。
そして無理に頑張ってできるようになるものでもありません。潮吹きと呼ばれる現象は、尿道のそばにある“スキーン腺”という分泌腺から液体が出たり、尿道から尿が出ることが多いとされています。
感度や構造は人それぞれなので、出る人は出るし、出ない人は出ません。
誰でも当たり前に起きる現象ではないので、潮吹きをしなくても完全に正常です。よく「Gスポットを強く刺激すれば誰でも潮吹きできる」と思われがちですが、これは誤解です。
身体の反応には個人差が大きく、また強い刺激がかえって痛みや緊張につながることもあります。
大切なことは、「相手から求められて潮吹きをしないといけない」という気持ちを持つのではなく、あなた自身が“心地よい”“安心、安全だ”と感じられることを最優先にしていいのです。潮吹きをしなくてもあなた自身が満足できるセックスなのであれば、潮吹きにこだわる必要はありません。
性の気持ちよさは何らかの反応が「出る/出ない」によって決まるものではなく、あなたが安心して楽しめるかどうかが大切です。
あなたのパートナーには、たとえば「潮吹きは誰でもできるわけじゃないみたい。私は無理にされるより、気持ちよさを大事にしたい」と、優しく伝えてみてはいかがでしょうか。
できないといけないことなんて一つもありませんから、どうか無理をしないでくださいね。
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綿来美紀TENGAヘルスケア社員
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前提として、潮吹きは誰でもできるわけではありません。
私も、潮吹きの経験はありますが、自分が望んでもできない時もあります。
なので、潮吹きができないことを不安に思わないでくださいね。私は、潮吹きについては、その時の環境(潮吹きしても大丈夫なようにタオルが敷いてあるか、誰かに迷惑をかけない場所か)、自分の体調が良好か、パートナーとの関係性(相手の前で解放的になれるか)などさまざまな条件がクリアになって、最大限にリラックスした状態でこそできるものだと思います。
やり方ですが、私の場合は腟内の性感帯(いわゆるGスポット*)を開発して、そこを優しく刺激し続けると、尿意のようなものがやってきて、その感覚を超えていくと潮吹きする場合が多いです。
ただ前述のとおり、何か一つでも気にかかることがあると、体にストップがかかってリラックスできず、潮吹きができないこともあります。
また、無理に潮吹きをさせようとすることで、不快に感じるかもしれませんし、他の人も同じような感覚を持っているかどうかは分かりません。彼氏さんは潮吹きが気持ちいいものだと思うからこそ、あなたにさせたいと考えているのかもしれませんが、快感を感じるかは人によって異なります。
もしあなた自身も潮吹きがしたいと思っているなら、セルフプレジャーで腟内で気持ちいいと感じるところを見つけることから始めてみてはいかがでしょうか。
良い場所がわかったらそこを自分やパートナーに刺激してもらうと潮吹きに近づいていくかもしれません。もし挑戦したい気持ちがあれば、「潮吹きはリラックスすることが大切な人もいるみたい」と伝えて、セックスでは二人でリラックスすることを目的にしてみるのも良いかもしれませんね。
*1:Gスポットについては諸説あり、全ての人に存在しているものではありません。
腟の入り口から約3〜5cm奥の部分に人差し指や中指を入れて、おへそ側(腹側)の腟壁に向けて指で「こっちにおいで」というジェスチャーをした時に触れる部分のことを表しています。

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