素股で妊娠?

素股で妊娠ってしますか?

素股で妊娠ってしますか? (高校3年生・女)

  • swash  要 友紀子
    要 友紀子SWASH代表
  • 安全な素股のやり方をすれば妊娠を効果的に避けることができますし、安全でない素股のやり方をすれば妊娠のリスクは生じます。

    どういうことかというと、安全でない素股のやり方というのは、女性器と男性器が直接触れあう素股のことです。それによって、精液またはがまん汁に含まれる精子が腟に入ったり、男性の性器が腟内に入るなどのハプニングが起こることがあります。

    また、相手の男性が自分がやりたいように素股をコントロールしようとする人であれば、なおさら、そのような危険が高まり、場合によっては妊娠を伴う性加害に遭う可能性もあります。そのような状況が起こる可能性を考えれば、妊娠のリスクはゼロではないということです。

    特に危険なのは、女性が四つん這いになるバック素股で、この体位は簡単に腟挿入をされてしまうため、求められてもお断りしましょう。素股は女性が男性の上になる騎乗位がより安全です。

    一方、妊娠の心配がない安全な素股とは、女性器と男性器の粘膜接触や体液接触のない素股のことです。具体的な安全な素股のやり方や、手を使い粘膜・体液接触を少なくできる体位は、セックスワーカーの安全・健康のために活動する団体「SWASH」WEBサイト内の「粘膜・体液接触を防ぐおすすめ素股32体位」というページで紹介しています。

    素股の体位 素股の体位

    この、「粘膜・体液接触を防ぐおすすめ素股32体位」は、妊娠を防ぐだけでなく、性感染症/HIV予防にも有効です。とにかく避妊にとっても性感染症予防にとっても大事なのは、相手に主導権を明け渡さないことです。

    もし、リードしたがる相手で、こちらで主導権を得にくい場合は、安全な素股が難しい相手です。すぐに素股を中断し、素股以外のスキンシップに切り替えるなど、自分の体を守ることを優先してください。

    それも難しければ、その場から離れる、逃げる判断、決断力がとても大事なことです。そのような判断で行動に移したときには、自分のことを褒め称えましょう。自分は自分を大事にできたと自信につながるはずです。

    あなたの性的自己決定を応援しています。

  • アクロストン
  • 素股で妊娠する確率は高くはありませんが、精子が腟内に入ってしまうことがあると、妊娠する可能性はあります。

    どのような方法で素股をするかにもよりますが、特に、腟の入り口あたりで射精したり、射精後にがまん汁や精液が腟の入り口についてしまったりすると、妊娠する確率は上がります。射精前であっても、いわゆるがまん汁(カウパー腺液)の中に精液が漏れ出てくることはあるため、ペニスの先の部分(亀頭)と腟の入り口あたりがふれあったり、こすれてがまん汁が腟の入り口についたりすると、妊娠する可能性はありえます。

    また、素股であっても、性感染症の対策は必要です。性感染症の原因となるウイルスなどは粘膜から感染することが多いですが、外陰部(性器のまわり)、肛門近辺の接触でも感染することがあります。接触はなるべく少なくした方が感染リスクは低くなるので、どのような方法で素股をするときでも、コンドームは装着しましょう。

    素股は性器を挿入するセックスではありませんが、挿入するセックス同様、お互いの同意と、Safer Sex(より安全なセックスの方法)をお忘れなく!

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